HOME      プロフィール  |  このサイトについて  |  お問い合わせ  | ネット予約

急なトラブルの場合はできる
限り対応したいと考えており
ます。ネット予約のサポート
メニュー内お問い合わせ画面
よりメールをいただくか、
または留守番電話にメッセージ
を入れてください。

Aya母乳育児相談室
〒690-0046
島根県松江市乃木福富町543-1番地
TEL/FAX : 0852-23-1808
受付 : 午前9時~午後4時
定休日 :
  水曜・日曜祝日(祝日のある週は診療)

いろいろな母乳の話

2007年06月27日

フォローアップミルクは必要?

赤ちゃんがハイハイする頃になると、鉄の強化などの理由からフォローアップミルクを飲ませなければならないでしょうかという質問をお受けします。また、おっぱいをやめてフォローアップミルクに切り替えないといけないとか、1歳を過ぎて歩いている赤ちゃんに断乳したらフォローアップミルクを与えなければといけないと考えているお母さん方もおられます。

人間以外の哺乳動物をみても分かるように、子どもが自立するまでは母乳を与えるというのが鉄則です。決して、人工乳に切り替えたりはしません。人間もひとり歩きが上手になり、同時に離乳食が完了するまでは母乳を与え続けることが大切です。母乳は、子どもの発育にあわせその成分を変化させながら、絶妙の栄養バランスを持っています。それを、無理に人工乳に変えてしまっては、肥満や食事のアンバランスにも結びつきます。また、30種類もの食品添加物を許可された人工乳を不必要に使わないほうがよいでしょう。
鉄の強化を考えるならば、ミルクよりは母乳のほうが量は少なくても効率よく鉄を吸収するので、結果的に鉄不足にはなりません。お母さん自身の栄養バランスをもう一度見直し、母乳からしっかり栄養を送りましょう。

2007年04月04日

母乳育児とアレルギー

最近は、お母さんやお父さんがアレルギーを持っていないのに、赤ちゃんがアトピー性皮膚炎や喘息・花粉症などを患ってしまうケースが急増し問題になっています。こうしたアレルギー体質を作り出している最大の原因は、食事の西洋化です。和食離れが進み、朝はパンにヨーグルト、昼はパスタ、夜はおかず中心の高カロリー・高蛋白な食事というのが最近のスタイルですが、妊娠すると、普段にも増して、おなかの赤ちゃんと二人分の栄養を摂ろうと牛乳や卵をせっせと摂るという妊婦さんを多く見かけます。これが、アレルギーを引き起こす最大の原因なのです。これに引き続き、粉ミルクの摂取母乳を介してお母さんの食生活の影響を受けたり、消化が未熟な時期にはやくから離乳食を始めたり、卵や乳製品・チキンエキスやビーフエキスなどの高蛋白のものを使うなどして、食物アレルギーが広がってきました。

妊娠中から気をつけよう!!
妊娠してはじめて自分の食生活を見直したという方も多いと思います。カルシウムを摂らなくてはと牛乳ばかり飲んでいたという方も多いはず。ついつい納豆がいいと聞けば納豆を、豆乳がいいと聞けば豆乳をと、なんでもそればっかりとか摂りすぎはよくありません。アレルギーの予防は、妊娠初期からきちんとした食事療法、環境整備をすることが大切です。中途半端に食事療法してもよくないそうです。まずは、「知ってトク!情報~歯から考える健康10か条~」を参考に食生活を見直してみてください。

母乳で育てよう!!
母乳栄養でアレルギーの発症を予防することができます。経済高度成長期以降、粉ミルクの使用が増え、牛乳アレルギー児がみられるようになりました。ご自分自身がミルク栄養だった方も多いと思いますが、可能なかぎり母乳で赤ちゃんを育てましょう。妊娠中に引き続き、授乳中も食事内容に気をつけることが大事です。また、断乳後も、第2子・第3子の妊娠に備え、正しい食事を心がけましょう。

離乳食は焦らないで!!
栄養学的な側面だけで、はやくから離乳食を開始したり、生後4~5か月から動物性たんぱく質を与えることはとても危険なことです。赤ちゃんの胃腸に合わせて母乳もよく飲ませながら進めていくことが大事です。生後6か月までは母乳のみでOK!!6か月を過ぎたら、赤ちゃんの体調にあわせながら野菜スープもしくは重湯から始めます。動物性たんぱく質は8か月くらいからゆっくり様子を見ながらあげます。1歳くらいまでは、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、卵や肉は避けましょう。また、しっかり歩けるようになって1歳半くらいまでは定時刻授乳を続けたいですね。「知ってトク!情報」に離乳食に関することを掲載していますので参考にしてくださいね。

2007年03月16日

夕食は何時に食べる?

みなさんは旦那様を待って夕食をしていますか?新婚さんだと余計に旦那様を待って9時頃に夕食を頂くなんて方もいらっしゃるでしょう。とても大切なことですが、お母さんと赤ちゃんのためにはあまりお勧めできません。

授乳中はただでさえおなかが空きます。夜中も授乳するとは言え、日中よりは活動も少なく、おっぱいも夜の方がたくさん作られるため負担も大きくなりトラブルのもとにもなり兼ねません。赤ちゃんもむせたり飲みにくいし、これから、子どもが大きくなってからもこの習慣が身についていると、子どもの健康にもよくないですね。夕食は7時までには済ませるのがいいでしょう。

旦那様が帰宅したころには、小腹も減っているでしょうから、おにぎりを食べるなどしてお付き合いするといいでしょうね。その方が、きっと会話も弾みますよ!!

2007年03月14日

甘いものが食べたい!!

妊娠中に引き続き、授乳中も甘いものを食べてはいけないとストレスを抱えているお母さん方が多くいらっしゃいます。赤ちゃんにおっぱいをあげていると、おなかはとっても減るし食べたいのに食べれないのはとてもつらいですね。基本は3食ごはんを2膳食べ、具沢山のお味噌汁とお野菜中心の和食を頂くこと。赤ちゃんに栄養を与えなくてはと、ごはんを減らしおかず中心で食べていると、余計に甘いものが欲しくなってしまいますからごはんを中心にしましょうね。また、朝食をパンにするよりもごはんにすることがお勧め!

まずはきちんとしたごはん生活にした上で、おやつを食べましょうね。できることなら、小腹が減ったときには、おにぎりを食べるように心がけたいです。時には、パンも食べたくなりますから、天然酵母のもので、フランスパンベーグルを食べるのがベストです。甘いパンが食べたいときは、クロワッサンやデニッシュは避けて食べましょう。

お餅はおっぱいがよく出るからと食べている方が多いのでが、授乳中はお餅は控えたいです。おっぱいの調子が悪くなったり、赤ちゃんの皮膚のトラブルにつながることもあります。おはぎや白玉や道明寺(桜もち)、あられや団子などのもち米を避け、柏餅やみたらしだんご、草餅、せんべいなどのうるち米(白米)を食べましょう。また、わらび餅くずもちもお勧め!!暑い夏には、ところてんに黒蜜やきな粉をまぶして食べるのもお勧めですよ!洋菓子よりは和菓子がお勧めですが、もち米は避けるようにしましょうね。

「たまにはケーキも食べたい!!」という方は、チーズケーキや生クリームたっぷりのケーキは避け、選ぶとするならバターのかわりにサラダ油を使うのでシフォンケーキがいいと思います。

もおやつにはお勧めですが、干し芋よりはふかし芋や焼き芋がいいでしょう。ただ、食べすぎにはご注意を・・・。

くだものは基本的には食べない方がいいのですが、りんごが一番適当と思います。みかん乳質に影響があるので控えめに・・・。マンゴーやパパイヤ・バナナといった暑い国でできる輸入物は避けたいですね。ドライフルーツは、糖質も高いのでほどほどに・・・。

食べる時間滞も注意したいのですが、夜に食べるよりは午前中にしたいものです。夜は活動も少ない上、おっぱいも昼に比べたくさん出ますし、寝過ごすと怖いですからね。

いろいろ制限があるように聞こえるかもしれませんが、素材や形態を吟味することは、子どもの食育にもつながる大事なこと!出産を機会に制限が多くなるのではなく、本来の食生活のあり方を子どもを通じて学べるチャンスです。母乳で子育てしていると、母乳を通じてお母さんのおっぱいに張りや痛みなどの不快な症状が現れ、それを飲む子どもに湿疹・便秘・下痢などの体調や骨格形成にも現れてきます。この授乳期間を通して正しい食生活ができたなら、その後の子育てもスムーズで家族全員が健康に過ごせるでしょう。ぜひたくさんのことを学び、喜びに変えられることを願っています。

2007年02月01日

花粉症と母乳育児

花粉症の季節がやってきました!今年は、花粉が少なめと言われていますが、花粉症をもつ方にとってはとてもつらい時期でしょう。ましてや、授乳中となるといつも使っている薬が使えないのではないかと心配しているお母さん方もいらっしゃることでしょう。

一般的に、局所に作用する薬(吸入薬・点鼻薬・点眼薬など)は、内服薬に比較して体内に吸収される量も少なく、母乳中への移行も極微量で問題にならないことが多いと考えられています。
広く内服薬として使われているものには、抗ヒスタミン作用と抗アレルギー作用を持つ第2世代の抗ヒスタミン剤と呼ばれる薬があります。

ロラタジンセチリジンは第2世代の抗ヒスタミン剤と呼ばれていますが、眠気などの鎮静作用が少なく、母乳中に移行する薬の量が少ないために、お母さんがこれらの薬を飲んだとしても授乳を継続することにはまず問題がないと考えられています。 

フェキソフェナジンアゼラスチンは、ヒスタミン?T受容体拮抗作用を持つ第2世代抗ヒスタミン剤と呼ばれていますが、これも母乳中に移行する量が少ないために授乳への影響は少ないと考えられています。
これらの薬は内服薬としても用いられますが、点眼薬・点鼻薬・吸入薬として用いられることもあります。内服に比べてほとんど血中濃度が上昇しないので、より安全と言えるでしょう。

その他のアレルギーを抑える薬としては、クロモグリク酸ナトリウムが広く使われています。この薬は消化管からほとんど吸収されないので、花粉症の治療薬としては点眼・点鼻・吸入で用います。母乳中への移行はほとんどなく、あっても赤ちゃんの消化管から吸収されることがないので、お母さんがこの薬を使用したとしても授乳を継続することにはまず問題がないと考えられています。同様に、レボカバスチンも点鼻薬や点眼薬として用いられています。この薬も点鼻や点眼ではお母さんの血中にはほとんど見られることがないために授乳中の使用にまず問題はないと考えられています。
 
また、花粉症の症状が強い場合には、ステロイドの点眼薬・点鼻薬・吸入薬が用いられることもあります。よほどの場合でない限り内服はまれでしょうが、ステロイドは授乳禁忌の薬とは考えられていません。
特に、局所に作用する薬(吸入薬・点鼻薬・点眼薬など)を用いる場合には授乳への影響がより少なくてすむでしょう。ベクロメサゾン、フルニソリド、フルチカゾンなどのステロイド点鼻薬が使われていますが、どれも体内に吸収される薬の量は少なく、授乳への影響は少ないと考えられています。点眼薬としては、プレドニゾンヒドロコルチゾンなどが用いられますが、これらも同様に授乳への影響は少ないと考えられています。

かかりつけのお医者さんと相談され、母乳を続けながら治療できるお薬を処方してもらいましょう。また、小児科の先生に相談されるのもよいかもしれません。

2007年01月18日

メタボリックシンドローム~肥満予防~

最近、メタボリックシンドロームという言葉をよく耳にしますね。メタボリックシンドローム(代謝症候群)とは、動脈硬化により心血管系疾患を起こさせるリスク因子(高血圧・肥満・高脂血症・糖尿病)の“かたまり”をさします。この因子が単独で存在しても心血管系疾患になるリスクはそれほど高くならないのですが、複数存在するときには急速に増加すると言われています。

肥満予防に「母乳栄養」
一般に内臓肥満になる出生後の要因としては、人工栄養や過剰な蛋白摂取、早期の離乳食の開始、食べすぎ、運動不足などが指摘されています。肥満予防のために、早すぎる離乳食の開始や幼児期以降の過食を控えること、適切な運動を行うこと、食育の導入などを行うと良いでしょう。また、人工栄養に比べ母乳栄養では肥満のリスクが低いと言われています。これは母乳中に含まれるレプチンや不飽和脂肪酸の関与があげられます。肥満予防のために、「母乳栄養」を行うことはとても大切ですね。さらに、小さく生まれた赤ちゃんたちはより「母乳栄養」が大切になっていきます。

2007年01月16日

双子の授乳

Q:現在妊娠30週で双子とわかっています。できるだけ、母乳で育てたいと思っていますが、双子を生むと、母乳が二人分出るようになると聞きました。本当出るのか心配です。また、授乳の仕方はどうすればいいのか?教えて下さい。

A:まず、直接授乳、次に同時授乳
今、お聞きしたいことは、切迫早産の徴候の有無です。双子の妊娠の場合、母体に無理がかかり、早産になりやすいことがあります。赤ちゃんが10ヵ月近くおなかにいられるように、妊娠中は無理をしないように過ごしましょう。

次に、赤ちゃんが生まれたら、なるべく早い時期に直接母乳を飲ませましょう。最初は、一人ずつでもかまいません。お母さんが疲れていなければ、交互に頻回に飲ませましょう。お母さんが慣れてきたら、二人一度に飲ませる同時授乳に挑戦しましょう。

双子の同時授乳のメリットは、たくさんあります。
①授乳時間が短縮され時間が節約できる。

②母乳を作るホルモンのプロラクチンの値が1人授乳より多く分泌され、母乳の分泌が増える。

③お母さんのおっぱいの催乳(母乳が湧いてくる現象)も左右無駄なく飲ませることができる。

④片方の赤ちゃんに気を取られることがなく、授乳に集中できる。

⑤二人の赤ちゃんの授乳のリズムが同じになり、生活リズムがつきやすい。

お母さんが同時授乳に慣れるまでには、時間がかかることもあります。赤ちゃんの首が据わり、しっかりするまで、二人を同時に抱くことは大変かもしれませんが、そのために授乳の工夫や練習をしましよう。初めは身近な人の手伝いがどうしても必要です。

授乳の工夫をしましょう
①お母さんが授乳しやすい姿勢、リラックスできる場所を選びまよう。

②ソファで座る、またはあぐらで授乳するなどお母さんの姿勢に合わせて、クッションや枕などを使い、赤ちゃんの口と、お母さんの乳頭の高さが同じになるよう調節します。

③まず一人を抱いて、しっかり乳頭をとらえさせ、飲み始めたら、お手伝いしてくれる人にもう一人の赤ちゃんを抱き寄せる手伝いをしてもらい、反対のおっぱいに飲みつかせます。

④慣れてきたら、二人とも、授乳がしやすいように安定したクッションやテーブルなどの上に寝かます。首を支え、頭を引き寄せ、赤ちゃんの口に乳頭を含ませると、一人で授乳ができます。


⑤同じ赤ちゃんが、いつも同じ乳房から飲むことがないように、左右交互に変えて、飲ませましょう。また、逆抱きと逆抱き、普通抱きと逆抱き


というように、いろいろな抱き方を組み合わせて飲ませると、飲み残しもなくなります。

6ヶ月過ぎると楽になります。

 赤ちゃんが早産や低体重で生まれて入院している場合、初めは、直接乳房から飲ませられない場合があります。そんな時は、2時間から3時間の間隔で手搾乳し、冷凍して持っていきましょう。母乳には、免疫や赤ちゃんに必要な栄養素がたくさん含まれています。直接飲ませられなくとも、搾乳で母乳をあげることが大切なのです。

 直接授乳が可能になったら、できるだけ頻回に授乳をして、同時授乳にも慣れてください。早くから同時授乳をすると赤ちゃん二人とお母さんのリズムが早くできてきます。そして、大きくなるにつれ、同時授乳のほうが楽になります。発達につれ、双子の赤ちゃん同士がお互いを意識するようになると、片方の赤ちゃんに飲ませ始めると、もう一人の赤ちゃんが、寄ってきておっぱいをせがむようになります。双子は、授乳のときも無言で通い合うものがあるようです。


一人が授乳し始めるともう一人の方もハイハイでママの所に寄ってきます。


クッションの上にハイハイで登って来るので、お母さんが引き寄せるだけで授乳の体制になります。


双子を生んだお母さんは二人分の母乳を出すことができます
このように同時授乳ができるようになってくるとお母さんはそれぞれの赤ちゃんの個性がわかり、楽しい授乳が出来るようになります。初めはちょっと大変かもしれません。今から、産後お手伝いしてくれる人を手配することや、ご主人のご協力を得られるよう相談しておきましょう。

2006年11月23日

インフルエンザ

インフルエンザはおっぱいで予防しよう!!
◎インフルエンザは母乳からは感染しません!
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。咳やくしゃみで空気中にウイルスが飛び散り、それを他の人が吸い込むことによって感染します。血液の中にも少量のウイルスが出現することがありますが、母乳中にでる量はごくごく少量で、母乳によってインフルエンザが赤ちゃんに感染することはありません。
◎赤ちゃんにとって母乳を飲むことが予防になります!
インフルエンザの一番の予防法は、お母さんが日常生活に気をつけて疲れを溜めないように、細切れでも充分に睡眠を確保し、栄養のある食事をとって、体力をつけておくことです。また、赤ちゃんにとっての一番の予防は、免疫のいっぱいはいった母乳を飲ませることです。家族みんなが手洗い・うがいを徹底します。予防接種を家族全員で受ければ効果も高いでしょう。お母さんが予防接種を受けたときも、母乳を飲ませてかまいません。
◎お母さんがインフルエンザにかかってしまったとき!
ほとんどの薬は、母乳育児中のお母さんが飲んでも赤ちゃんには安全ですが、中には薬を飲んでいる間は授乳を控えるように注意されるものもあります。また、薬によっては母乳の出を悪くするものもあります。病院を受診したときは、授乳を中断しなくて良いお薬を処方してもらいましょう。どうしても授乳を中断しなければならないときは、必ず3時間おきに搾乳することです。搾乳によりおっぱいのトラブルを防ぎ、分泌を維持できます。そして、咳やくしゃみから赤ちゃんを守るためにお母さんはマスクを着用しましょう。 一時的にミルクに切り替えたとしても、感染の可能性が減るわけではありません。
◎おっぱいでインフルエンザの時期を乗り切ろう!
インフルエンザは体力のない老人や病気の赤ちゃんには怖い病気ですが、母乳育児をしている健康な体力のあるお母さんと赤ちゃんなら、薬に頼らなくても温かくして安静にしていれば自然に治っていくことの方が多いものです。インフルエンザの薬は熱が出る期間を1日だけ短縮させるだけと言われています。必要なときに解熱剤などの一般的な薬剤だけを使用するという方法もあります。インフルエンザが流行しそうなときこそ母乳を飲ませ乗り切りましょう!

続きを読む "インフルエンザ" »

2006年11月14日

乳腺炎になったときの対処方法!!

1、2~3時間おきに授乳しましょう!どうしても飲ませられないときは搾乳をします。おっぱいが炎症のために塩っぱくなっていても、夜中は赤ちゃんが嫌がらずに飲んでくれることが多いので大切です。
2、乳腺炎を起こしているおっぱいから飲ませ始めます。しこりのある場所に赤ちゃんの顎がくるように含ませると効果的です。また、授乳前後に少し搾乳し赤ちゃんが飲みやすくしておくことも重要です。乱暴な乳房マッサージや搾乳はかえって症状を悪化させ、乳腺を痛めるので控えます。
3、高カロリー食を控え、和食で消化のよいあっさりしたものを食べる。
4、入浴は避ける。
5、おっぱいを冷やす。(じゃがいも湿布・キャベツ湿布・つわぶき湿布など)注;知ってトク!情報を参照。
アイスノンなどは冷やしすぎておっぱいを痛めるので控えましょう。また、冷えピタは長時間貼るのを避けましょう。
6、休息をとりましょう。外出や家事などでバタバタせず、休養をとりましょう。
7、乳腺炎になった原因を考えてみましょう。原因が分かれば繰り返す危険もありません。

病院によっては授乳を禁止することがありますが、特別な場合以外は授乳を続けることが大切です。授乳を中止することでかえって乳汁がうっ滞し症状が悪化します。赤ちゃんの便が緩くなったり、便秘になったり、湿疹がでるなどの変化はありますが、正常な母乳も一緒に飲むので心配はいりません。

抗生剤の内服については、うっ滞性の乳腺炎の場合、しこりが硬く残りやすいので、手技により症状が軽快していれば飲む必要はありません。細菌感染による乳腺炎の場合は、抗生剤等の化学療法が必要な場合もありますが非常にまれです。いずれの場合も、認定者にご相談ください。適切な対応が遅れると症状が慢性化したり、繰り返したり、重症の場合には外科的な処置が必要になってしまうこともあります。乳腺炎に気づいたら、まず応急処置をし、早めに認定者の手技を受けましょう。そして症状にあった適切なケアを受けてください。

2006年10月19日

乳腺炎の種類と症状

うっ滞性乳腺炎
ほとんどの乳腺炎がこのケースです。おっぱいが乳腺にたまり、赤くなり、しこり・痛み・熱感がみられます。お乳をつくる袋(乳腺)に乳栓(石灰化したもの、脂肪のようなもの様々な種類があります)や白斑(乳首の先に白い斑点ができる)によってつまってしまうと、おっぱいが急激にしこり、片方か一部分がカチカチに硬くなることがあります。この場合、授乳のときに乳首の先がチクチクと痛むことが多いようです。おっぱいが冷たかったり、塩っぱくなり、赤ちゃんが嫌がることが多くなります。また、おっぱいが溜まった乳腺に炎症を起こした場合は、悪寒・高熱がでたりします。ガタガタ寒気がしたり、からだの節々が痛んだり、背中が痛むなど風邪のときと同じような症状がでるため、しばしば間違われる方もいらっしゃいます。
乳首の傷等からの感染による乳腺炎
乳首の傷などからバイ菌がはいり、傷の周囲やおっぱいの管、乳腺に炎症を起こすことがあります。悪寒戦慄、高熱がでることも多く、急激におっぱいが赤く腫れて強い痛みがでます。

2006年09月28日

乳腺炎の話つづき~予防~

1.定時刻授乳
おっぱいの湧いてくる自然なリズムにあわせ、3時間おきに昼も夜も飲ませます。カロリーの高いものを食べると湧いてくるのも早まりますので、こってりしたものを食べて夜に寝過ごすと大変です。もし寝過ごしたら、おっぱいは張っていて赤ちゃんも飲みにくいですし、お母さんのおっぱいも大変なので前搾りを丁寧にしてから飲ませましょう。
2.和食中心の献立
高カロリー食の摂りすぎ、乳製品の摂りすぎに注意しましょう。和食でも、脂ののったさんまやぶりなど手のひらよりも大きなお魚は脂がのっていますので食べすぎに注意しましょう。
3.赤ちゃんに上手に飲んでもらう
抱き方;赤ちゃんの口がお母さんの乳頭の高さにくるよう、膝の上にクッションを乗せるなどして高さを整え、楽に授乳できるようにしましょう。
含ませ方;おっぱいに対して赤ちゃんの口がまっすぐはいるようにし、乳輪全部を赤ちゃんの口に入れるつもりで深く含ませましょう。このとき、赤ちゃんの唇が朝顔の花のようにめくれている状態にします。
横抱き・フットボール抱き;ふたつの授乳姿勢を交互に取り入れて授乳することで、赤ちゃんがまんべんなく乳房全体から飲みとれます。飲み始めのおっぱいは、左右交互にすることもポイントです。
4.規則正しい生活
疲労・ストレスをためないようにしましょう。また、過度の運動(特に肩や腕の使いすぎ)やおっぱいを圧迫するような下着や姿勢は避けましょう。

*おっぱいの基底部が癒着したかのように伸縮性の悪い状態は、トラブルの原因になるため、手技を定期的に受けることも大切です。

2006年09月24日

乳腺炎の原因

1.授乳間隔があいてしまった
おっぱいは3時間おきに湧いて、これに合わせて赤ちゃんに飲ませます。これは、昼も夜も同じです。この自然のからだのリズムに逆らうと、おっぱいに負担をかけて乳腺炎を引き起こします。もし、乳腺炎にならないとしても、たまり乳になり母乳の出が悪くなったり、乳質が低下して母子ともにさまざまな影響を引き起こします。赤ちゃんが長く寝てしまうからとお母さんも長寝をしてしまう方が多いのですが、赤ちゃんは本来、3時間おきに母乳を欲しがるのが自然な姿です。赤ちゃんが長寝をしてしまう原因は、お母さんの乳質とも関連しています。授乳のリズムはどうか考えてみましょう!
2.高カロリー食の摂りすぎ
カロリーの高いものは母乳の分泌を増やし、湧いてくる間隔も早まるのでたまり乳になりやすいです。また、脂肪分の高い母乳はつまりやすくなります。カロリーの摂りすぎ、甘いものや油の摂りすぎだけでなく、和食であってもさんまやサバ・うなぎなどの脂ののった魚もトラブルの原因となることがあります。
3.赤ちゃんが上手に飲めない
①おっぱいの含ませ方が浅かったり、同じ方向ばかり飲ませたり、ついつい同じ方からばかり飲ませているとトラブルの原因となることがあります。 ②赤ちゃんの舌が上手に巻きつけられなかったり、哺乳ビンに慣れて乳頭をつぶしたり歪めて飲むと、飲み残してたまり乳になることがあります。 ③お母さんの乳頭が扁平・陥没や大きすぎて、赤ちゃんが上手に飲み取れないことがあります。
4.お母さんの体質・生活
①流早産を含めて、前回の妊娠・出産後に母乳を貯めたまま放置した場合、トラブルを起こしている方が多くみられます。 ②スポーツや職業で長期間肩や腕に力を入れた場合 ③きついブラジャー・不適切な抱っこ紐やおんぶ紐で、乳房を過度に刺激した場合 ④風邪、疲労、精神的ストレスがかかっている場合や季節の変わり目

2006年09月18日

母乳代用品の販売流通に関する国際基準(WHOコード)

1.消費者一般に対して、母乳代用品の宣伝・広告をしてはいけない
2.母親に無料のサンプルを渡してはいけない
3.保健所や医療機関を通じて製品を売り込んではならない。これには無料、もしくは低価格の人工乳の販売も含まれる
4.企業はセールス員を通じて母親に直接売り込んだりしてはならない
5.保健・医療従事者は母親に決して製品を手渡してはならない
6.赤ちゃんの絵を含めて、製品のラベルには人工哺育を理想するような言葉あるいは絵を使用してはならない
7.保健・医療従事者への情報は科学的で事実に基づくものであるべきである
8.人工栄養に関する情報を提供するときは、必ず、母乳育児の利点を説明し、人工栄養のマイナス面、有害性を説明しなければならない
9.乳児用食品として不適切な製品、例えば加糖練乳を乳児用として販売促進してはならない
10.母乳代用品の製造業者や流通業者は、その国が国際規準の国内法制を整備していないとしても、
国際規準を遵守した行動をとるべきである
11.利益相反を避けるため、乳幼児の保健に携わる保健医療従事者は乳児用食品会社から財政的援助を受けるべきではない

International baby Food Action Network (IBFAN) Protecting Infant Health: A Health Workers' Guide
to the International Code of marketing of Breastmilk Substitutesの最新の改訂版より
母乳育児支援ネットワーク (BSN) 2005年訳

2006年09月15日

アルコールと母乳育児

世界中の国でワインやビールは食事と一緒によく飲まれています。少量のアルコールは母乳分泌をよくすると伝統的に言われている国もあるそうです。アルコールを摂取すると30分以内に母乳中のアルコール濃度は上昇します。しかし、アルコールの毒性の代謝産物であるアセトアルデヒドは母乳に移行しないという研究結果もあります。とはいっても、赤ちゃんはアルコールを分解する能力は未熟なため、睡眠パターンに影響があるようです。

アメリカ合衆国小児科学会では勧告として、「アルコールによる悪影響はあるがアルコールの摂取は母乳育児の禁忌にはならない。しかし、授乳中のアルコール摂取については考慮すべき賛否両論があり、極端に大量の摂取は避けるべきである。極少量のワインやビールはストレスのある母親をリラックスさせ、射乳反射をよくする可能性はある」とのことです。

アルコール摂取は0.5g/㎏までとされています。日本では0.3g/㎏以下がよいと言われています。もし、飲むのであれば、授乳の後に少しだけにしましょう

続きを読む "アルコールと母乳育児" »

2006年09月03日

虫歯

虫歯の原因!!
①主にお母さんに虫歯があると、お母さんのお口の虫歯菌が赤ちゃんの歯にうつることがあります。
砂糖やその他の糖類によって虫歯になります。母乳に多く含まれる乳糖は砂糖、果糖、でんぷんに比べ、虫歯の原因にはなりにくいです。
③生まれつきの歯の強度や唾液による自浄作用も関連しています。唾液の分泌の減る夜間の頻回授乳が悪影響と一般的にいわれますが、哺乳瓶を使うより母乳のほうが唾液の分泌が多いため、虫歯になりにくいと言われています。
虫歯の予防!!
①虫歯菌の感染を防ぐ
家族、特にお母さんのお口の中を清潔にし、虫歯は治療しておきましょう。離乳食の口移しはやめましょう。
②歯垢の付着を防ぐ
砂糖の摂取を減らしましょう。特に、長時間お口のなかに含むアメやチョコレート、乳酸飲料、スポーツドリンク、ジュースはやめましょう。1歳までは砂糖は不必要ですので、離乳食は砂糖以外の調味料を使います。1歳を過ぎてもなるべく砂糖の使用を控え、お菓子など甘いものを与えないようにしましょう。母乳と一緒に蔗糖(砂糖)を摂ると、虫歯に悪影響です。1歳を過ぎたら、お番茶を飲ませるようにし、お口を清潔に保ちましょう。
③歯垢の除去
食べたらすぐ歯を磨きましょう。自分でできるようになるまでは、1日1回はお母さんが丁寧にブラッシングしてあげます。食物繊維をよく噛んで多く摂ると歯垢を取り除く働きがあります。赤ちゃんが鼻づまりのときは、唾液が少なくなり虫歯になりやすくなります。鼻づまりを治すことで虫歯を予防することもできます。
④歯医者さんに行ってみよう!
予防と定期検診が大切です。お誕生を過ぎた頃、または、上の前歯が2本生えそろったら虫歯になる前に歯医者さんにかかりましょう。
⑤おいしい母乳をあげましょう!!
母乳中には、ラクトフェリンといって、抗菌作用の働きがあるたんぱく質が含まれています。良質な母乳で3時間授乳を続けましょう。お母さんのおっぱいの状態が悪くなると、母乳中の糖度や粘調度も高くなります。また、寝る前だけ母乳を与えるといった適当な飲ませ方をしていると、溜まったおっぱいのために乳質も悪く虫歯になりやすくなります。

2006年08月31日

職場復帰と母乳育児

 産休あけからすぐお仕事される方、育休あけで職場に復帰される方、お母さんだって社会で活躍したいですね。相談室には、働きながら母乳育児を続けている方も多くいらっしゃいます。お仕事に復帰するからこそ、母乳がとても大切ですし、お母さんも赤ちゃんもメリットがいっぱいあります。

メリットその1;保育園などの集団生活は、風邪などにかかりやすく病気しがちす。母乳を飲んでいる子は、病気になりにくく、罹ったとしても治りが早かったり軽くて済むことが多いです。ということは、お母さんも仕事を休むことが少なくてすみ、職場にも迷惑をかけなくてすみます。
メリットその2;仕事で離ればなれでも、おっぱいから直接母乳をもらうという赤ちゃんには最高のスキンシップが心にも栄養を与えます。また、お母さんも幸福感を得られ、仕事の疲れも癒されます。

続きを読む "職場復帰と母乳育児" »

2006年08月27日

妊娠!!おっぱいはやめるの!?

 母乳を飲ませているときに、下腹が痛んだり、出血をしなければ母乳を飲ませ続けても心配ありません。しかし、症状があれば飲ませ続けることで流産を招くおそれがあります。
 妊娠すると、おっぱいは急に小さくやわらかくなり、母乳の出も悪くなります。また、おっぱいの味が変わり子供が嫌がったり急に飲まなくなることもあります。お母さんの乳首は敏感になり、飲まれるたびに痛みを感じることもあります。
 いずれにせよ、妊娠したら、そのおっぱいは次の赤ちゃんが母乳を飲むための準備をはじめます。授乳中のお子さんがひとりで立って歩いているようなら、断乳の計画を立て、きちんとお話をして断乳することをお勧めします。 

2006年08月23日

夜中も母乳をあげるの?

 「うちの子は夜中ずっと寝てくれるからラクよ!」という言葉をママ友達から聞かれることがあることと思います。また、「夜中の授乳がなくなり、まとめて寝るようになる」と言った雑誌の記事や「赤ちゃんは睡眠が大事だから夜は早く寝かせ規則正しい生活をさせましょう」と言われたお母さんも多いことでしょう。
 母乳で育っている赤ちゃんは、3時間おきにおっぱいを飲み、もちろん夜中も3時間おきに飲みます。1歳半くらいで断乳を迎えるまでこれは変わらないことです。乳児期の赤ちゃんたちは3時間おきにおっぱいを飲んでいることが健康的な規則正しいリズムです。夜中におっぱいを飲むために起きてもおいしい母乳を飲んでいる子たちは質のいい睡眠がとれるため寝不足になることはないです。また、ママもおっぱいを出すホルモンのおかげで短時間でも質の高い眠りができるようになっています。赤ちゃんが断乳を迎えて幼児に成長した頃から、夜中にまとめて寝るような生活リズムになっていけばいいのです。
 おっぱいは、3時間おきに作られ湧いて出てきます。このできたての新鮮なおっぱいを飲ませることで赤ちゃんも健康に育ち、お母さんの体の調子もいいのです。この自然な体のリズムに逆らうと、赤ちゃんに色々なトラブルを起こしたり、乳腺炎を起こしたり、母乳が出なくなったり様々な影響が出てきます。夜中の授乳がなくなると、お母さんの体も生理が始まったり次の子の妊娠体制に入り、赤ちゃんのご機嫌が悪くなることもあります。お母さんが炊きたてのごはんがおいしいように、赤ちゃんにもできたてのおいしいおっぱいを飲ませたいですね。
 
 

2006年07月30日

母乳育児成功のための10カ条~ユニセフ・WHO共同声明~

産科医療機関と新生児のためのケアを提供するすべての施設は:
1.母乳育児推進の方針を文書にし、すべての関係職員がいつでも確認できるようにする。
2.この方針を実施するうえで必要な知識と技術をすべての関係職員に指導する。
3.すべての妊婦に母乳育児の利点と授乳の方法を教える。
4.母親が出産後30分以内に母乳を飲ませらえるように援助する。
5.母乳の飲ませ方をその場で具体的に指導する。また、もし赤ちゃんを母親から離して収容しなければ  ならない場合にも、母親に母乳の分泌を維持する方法を教える。
6.医学的に必要でないかぎり、新生児には母乳以外の栄養や水分を与えないようにする。
7.母子同室にする。母親と赤ちゃんが終日一緒にいられるようにする。
8.赤ちゃんが欲しがるときはいつでも、母親が母乳を飲ませられるようにする。
9.母乳で育てている赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えない。
10.母乳で育てている母親のための支援グループ作りを助け、母親が退院するときにそれらのグループ  を紹介する。

2006年07月04日

おいしいおっぱいを飲んでいる赤ちゃんの特徴

*全体的なバランスがよい
*固太り
*顔色がよい、顔がしまっている
*あごやこめかみの筋肉が発達している
*目がきらきらしている
*頭のかたちがよい
*動きが機敏で発達がはやい
*胃腸が丈夫で下半身がしっかりする
*病気になりにくい、かぜをひいても回復がはやい
*機嫌がよい
*表情が豊かで、よく笑う

2006年05月20日

『卒乳』

 子供が飲まなくなるのを待つ方法です。子供によっては、乳質の低下を察知して「飲みたい」のに飲めなくなり、母乳以外のものにすりかえて乳離れし、おっぱいを飲む満足感を充分満たせないまま卒業を迎えてします。また、単なるおしゃぶりとしての意味でおっぱいを求めるようになりなかなか乳離れできない子もいます。栄養と心を同時に満たすおっぱい本来の意味からは遠ざかり、幼児への成長の機会をのがしてしまうでしょう。歪めつぶし飲みにより次の子供が飲みにくくなるおそれもあります。また、お母さんのおっぱいはしこりをつくることが多く、おっぱいのトラブルを起こしやすく体調を崩す原因をつくることがあります。

2006年05月18日

『桶谷式断乳法』

 断乳の時期を見定め、子供にお話をして乳断ちします。お母さんと子供が共に成長しあうことのできる方法です。おいしいおっぱいを最後の瞬間まで飲みつづけることができ、お兄ちゃん、お姉ちゃんへと幼児への成長のステップを踏みます。お母さんのおっぱいはトラブルなく、次の妊娠・母乳育児もスムーズにいき、また、将来の健康を導けます。お母さんは、赤ちゃんから幼児に成長した我が子を実感し、これからの子育ての手引きとなることでしょう。

 「甘えたい」という気持ちを充分満たした後に断乳します。甘えを諦める「つらさ」「寂しさ」を感じながらも、それに耐えてつかむ「自分でできる喜び」「達成したことの満足感」などの感動を母子双方で共感し、それぞれの自立の第一歩となります。「宮参り」「食い初め」などの節目の祝い事のように、現実を受け入れた一人の人間への通過儀礼として重要な意味を持ちます。お母さんが、子供の人間世界の長い道のりの第一歩を踏み出す手助けをすることも大事ですね!