2012年04月08日
2012/5月の予定をお知らせします!
| 2012/5/1 |
ゴールデンウイークの診療についてご案内します。4月30日(祝日)午前中、5月5日(祝日)全日は、診療致します。それ以外の日で急なトラブルでお困りの場合には留守番電話をご利用ください。 |
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日本人の私たちは、「ごはん」「味噌汁」「漬物」が食生活の基本です。「ごはん」は、もっとも手軽に摂れるエネルギー源。「味噌汁」は、たんぱく質と季節の野菜が手軽に摂れる「ごはん」のベストパートナーです。そして、次に大切なのが「漬物」です。
なかでも特にお勧めなのは「ぬか漬け」です。ぬかに含まれるビタミンやミネラルなどの微量栄養素が野菜に移行するので、生の状態よりも栄養価が高まるという優れた発酵食品です。しかも、ぬかには大量の乳酸菌が生きており、豊富な乳酸菌を腸内に取り入れることができます。腸内に乳酸菌が繁殖すれば、腐敗菌の増殖を抑えることができ、おなかの調子を整えられます。
よく乳酸菌と言えば、ヨーグルトを思い浮かべるでしょうが、日本人は、昔から「漬物」で野菜と一緒に乳酸菌を摂るというすばらしい知恵をもっていたのです。
離乳食はお母さんたちの悩みのタネですね。離乳食講習会に出かけると、バラエテイに富んだ食材やメニューに驚かされて頭を抱えたり、離乳食雑誌を片手にため息をおとすことも多いのではないでしょうか?離乳食はそんな特別なことではなく、お母さんの食生活がしっかりしていれば何の手間もいりません。
まず、大切なのは主食の「ごはん」!生きるためのエネルギー源です。赤ちゃんの歯の生え方に合わせて、重湯→お粥→軟飯→ご飯に変えていきます。お粥は、米を炊くときに炊飯器に湯のみ(米と水を入れた)をいれておけば簡単にできます。また、多めに作って小分けにして冷凍してもよいでしょう。
次に、アクの少ない季節のお野菜(白菜・大根・かぶ・にんじん・小松菜など)をお粥に加えていきます。
そして少しづつ、かぼちゃやさつまいも、ほうれん草を取り入れていきます。おかずがなくても「おじや」で充分です。はいはいをする頃になったら、毎日の味噌汁や味付け前の大人の食事から豆腐や野菜を取り分ければよいでしょう。除々に薄めた味噌汁も始めていきます。
お母さんが「ごはん・お味噌汁・お漬物・旬の魚に季節の野菜」といった、日本の伝統的な食生活を送っていれば、ベビーフードや特別に赤ちゃんの食事を用意する必要はないのです。日本人に生まれた赤ちゃんですので、離乳食も和食が一番健康的です。
「おかず」も、チーズやヨーグルト・卵や肉類は日本の赤ちゃんたちにはいりません。これらは、アレルギーの原因にもなりやすく必要性の少ない食材です。おかずは、お母さんの食事の焼き魚やおひたし、煮物を取り分けてあげましょう。味付けは、塩・しょうゆ・味噌など、日本の伝統的な調味料で薄い味から始めます。ケチャップやマヨネーズ等は味覚を狂わすだけでなく、塩分や脂質・糖分の摂りすぎになりやすく肥満の原因になります。
子どものリズムは生まれて外界へ出てから徐々に形成されていきますが、まずは生活に密着している呼吸とか、おっぱいを飲むリズムからできてきます。その後、生後6週間くらいまでに、脈拍や尿の排泄リズムが形づくられます。
睡眠のリズムについては、生まれたての赤ちゃんはほとんど寝ていますが、2か月くらいから覚醒相が作られてきて、目覚めている時間が増えてきます。4か月頃になると睡眠と覚醒のリズムのサイクル数が減少してきて、日中起きていることが多くなりはじめます。およそ1歳半くらいで2相性のリズム、つまり睡眠覚醒、睡眠覚醒というリズムができあがり、日中は昼寝だけですむようになります。そして、5~6歳になると大人と同じ1相性のリズムパターンになってきて、昼寝も必要なくなります。
この子どものリズムに合わせて、1日の生活がコントロールされていれば、健康を保持できます。その場合、最も重要なのは昼と夜のリズムの基本である早寝早起きです。早寝早起きをするかしないかによって健康に大きな影響がでてくるのです。
母乳で育つ赤ちゃんたちは、3時間おきに昼も夜も母乳を飲みます。この時期は3時間でおっぱいを飲んでいればたいてい「早寝早起き」の習慣は保てます。しかし、だいたい1歳半くらいをメドに断乳をし乳児から幼児に成長する頃、早寝早起きの習慣をつけさせることが重要になってきます。よく寝かしつけをしなければという言葉を耳にしますが、エネルギーにあふれた子どもたちは活発に遊んだりしてエネルギーの発散をしなければ寝つけません。寝かしつけも大切ですが、まず重要なのは「早起き」の習慣を身につけさせること。昼間の活動に適した交感神経は朝5時ころには入れ替わります。この自然のからだのリズムにあわせ、早起きさせれば自然と夜更かしせず「早寝早起き」の習慣を身につけられるでしょう。
■ 離乳食はお母さんの食事で決まります。
■ ごはん が基本! 歯の硬さにあわせて、おもゆから始めましょう!
■ ごはんにアクの少ない季節の野菜を加えましょう!
■ たんぱく質は、体質を考慮し8ヶ月くらいからゆっくりと始めましょう!
■ 母乳が基本です!食後の母乳は消化・吸収を助けます。
■ 調味料は だし・しお・しょうゆ・みそ です!!砂糖はNGですよ!
■ パン・果汁・牛乳・油はいりません!!
赤ちゃんがハイハイする頃になると、鉄の強化などの理由からフォローアップミルクを飲ませなければならないでしょうかという質問をお受けします。また、おっぱいをやめてフォローアップミルクに切り替えないといけないとか、1歳を過ぎて歩いている赤ちゃんに断乳したらフォローアップミルクを与えなければといけないと考えているお母さん方もおられます。
人間以外の哺乳動物をみても分かるように、子どもが自立するまでは母乳を与えるというのが鉄則です。決して、人工乳に切り替えたりはしません。人間もひとり歩きが上手になり、同時に離乳食が完了するまでは母乳を与え続けることが大切です。母乳は、子どもの発育にあわせその成分を変化させながら、絶妙の栄養バランスを持っています。それを、無理に人工乳に変えてしまっては、肥満や食事のアンバランスにも結びつきます。また、30種類もの食品添加物を許可された人工乳を不必要に使わないほうがよいでしょう。
鉄の強化を考えるならば、ミルクよりは母乳のほうが量は少なくても効率よく鉄を吸収するので、結果的に鉄不足にはなりません。お母さん自身の栄養バランスをもう一度見直し、母乳からしっかり栄養を送りましょう。
最近は、お母さんやお父さんがアレルギーを持っていないのに、赤ちゃんがアトピー性皮膚炎や喘息・花粉症などを患ってしまうケースが急増し問題になっています。こうしたアレルギー体質を作り出している最大の原因は、食事の西洋化です。和食離れが進み、朝はパンにヨーグルト、昼はパスタ、夜はおかず中心の高カロリー・高蛋白な食事というのが最近のスタイルですが、妊娠すると、普段にも増して、おなかの赤ちゃんと二人分の栄養を摂ろうと牛乳や卵をせっせと摂るという妊婦さんを多く見かけます。これが、アレルギーを引き起こす最大の原因なのです。これに引き続き、粉ミルクの摂取や母乳を介してお母さんの食生活の影響を受けたり、消化が未熟な時期にはやくから離乳食を始めたり、卵や乳製品・チキンエキスやビーフエキスなどの高蛋白のものを使うなどして、食物アレルギーが広がってきました。
妊娠中から気をつけよう!!
妊娠してはじめて自分の食生活を見直したという方も多いと思います。カルシウムを摂らなくてはと牛乳ばかり飲んでいたという方も多いはず。ついつい納豆がいいと聞けば納豆を、豆乳がいいと聞けば豆乳をと、なんでもそればっかりとか摂りすぎはよくありません。アレルギーの予防は、妊娠初期からきちんとした食事療法、環境整備をすることが大切です。中途半端に食事療法してもよくないそうです。まずは、「知ってトク!情報~歯から考える健康10か条~」を参考に食生活を見直してみてください。
母乳で育てよう!!
母乳栄養でアレルギーの発症を予防することができます。経済高度成長期以降、粉ミルクの使用が増え、牛乳アレルギー児がみられるようになりました。ご自分自身がミルク栄養だった方も多いと思いますが、可能なかぎり母乳で赤ちゃんを育てましょう。妊娠中に引き続き、授乳中も食事内容に気をつけることが大事です。また、断乳後も、第2子・第3子の妊娠に備え、正しい食事を心がけましょう。
離乳食は焦らないで!!
栄養学的な側面だけで、はやくから離乳食を開始したり、生後4~5か月から動物性たんぱく質を与えることはとても危険なことです。赤ちゃんの胃腸に合わせて母乳もよく飲ませながら進めていくことが大事です。生後6か月までは母乳のみでOK!!6か月を過ぎたら、赤ちゃんの体調にあわせながら野菜スープもしくは重湯から始めます。動物性たんぱく質は8か月くらいからゆっくり様子を見ながらあげます。1歳くらいまでは、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、卵や肉は避けましょう。また、しっかり歩けるようになって1歳半くらいまでは定時刻授乳を続けたいですね。「知ってトク!情報」に離乳食に関することを掲載していますので参考にしてくださいね。